モントリオール着後の事務作業まとめ

モントリオールに着いてからの大まかな事務処理の流れや、気づいた事をまとめてみました。
契約によっては勤務開始日の2週間~1ヶ月前に前乗り出来る事もあるようですが、僕の場合は深夜零時過ぎに到着した翌日からゴリゴリ働かされました。

遠慮なく愚痴ると、MPCモントリオールの事務は本当にトロく遅く、こちらからいくらつついてもスケジュールや必要事項についての連絡が来たのは出国前日の深夜でした。
直前の連絡の割にその内容が超薄く、コイツらダメだ……と絶望したのを覚えています。


働きながらの家探しはほぼ不可能で、結局会社が手配してくれた2週間の宿泊先での滞在中には見つけられず、自分でairbnbで宿泊先を確保しつつ、一ヶ月後に家が見つかりました。
その際に予め必要なことを誰かまとめて書いてくれてたりしねぇかなぁと思ったので改めてまとめてみました。


バンクーバーが暇だったり、イギリスのユーロ脱退などでモントリオールにアーティストが集まりつつあるので、どなたかの参考になればと思います。


大まかに以下をまとめてみました。

■空港からの移動
■渡加後のとりあえずの事務作業 aka カナディアン・ジェットストリームアタック
■物件
■ネット
■メトロ

ちなみにこれらは2016年2月~8月における僕(31歳独身、左利き、卵焼きにはソース派)の独断と偏見に基づくものなので悪しからず(逃げ道確保)。



■空港からの移動■
空港からダウンタウンまでタクシー料金は一律40ドル。
これにチップ(10%~15%。運ちゃんの態度次第)を加える。

この半年でタクシーを使ったのはこれっきり。後はメトロかUberを使っています。
アプリを登録してしまえば、アプリで勝手に清算してくれるので、その場で金額のやりとりする必要なし、チップも必要なし。
国際色豊かなUberの運ちゃんと相性が良ければ話も弾んで、次に行きたい旅行先が増える事も。
Uber最高。


■渡加後のとりあえずの事務作業 aka カナディアン・ジェットストリームアタック
SIN取得
何よりもまずはService CanadaでSIN取得。
取得に際してパスポートと有効なビザがある事が最重要。
住所の記入が求められますが、宿泊先の住所でも問題ありません。
SIN取得後に住所変更などがあっても訪れる必要は無く、ビザの期限が更新された場合のみ再度訪れ、SINの書類を更新。
 
銀行口座開設
パスポート、ビザ、SINがあれば開設可能。
銀行によっては最初の半年間だけ有料化会員をお試し出来ます、っていう所もあります。
無料会員にダウングレードも半年の期間内なら無料。有料会員中は50枚のチェックブックが無料で貰えたりもします。
チェックを使用して家賃やネットなどの支払いでpre-authorized paymentとして自動引き落としが可能になるのであると便利です。
また、pre-authorized paymentでクレジット履歴を積み上げていくと後々の信用問題に繋がるらしいです(クレジットカードの審査やローン作成時など)。
マイレージが貯められるカードなどもあります。
 
携帯契約
パスポート、ビザ、SIN、場合によっては口座。
僕は海外の携帯の契約が面倒なので、simフリーのiPhoneを買って、fidoのプリペイド契約にしました。


SIN取得銀行口座開設携帯契約
という、この黒からぬ赤い三連星ジェットストリームアタックは一日で充分終わるのでサクッとやってしまいましょう。


■物件■
MPCは最低2週間は宿泊先の面倒を見てくれるようです。
宿泊先は大体かなり良い物件なので、2週間以内に家が見つからなそうな場合はそこで延泊はせず(鬼高いので)、airbnbなどで宿泊先を押さえる事をお勧めします。


・家探しには先輩から教えて頂いたpadmapperを使いました。

個人的にはkijijiよりも断然padmapperをお勧めします。
kijijiはドタキャンや連絡が無いなどマナーの良くない人が多い印象。


・家賃には何が含まれて(included)、何が含まれていないのか(excluded)。
家賃とは別に水道、光熱費、インターネット代は別など記載事項をよく読む。


・設備は何があるか。
laundry, stove, fridge, heaterなど。
基本的に古い街なので蛇口捻って30秒くらいは黄色い水が出る事は珍しくない。

・fully furnishedは全て家具が揃っている分、家賃が高め。趣味が合わない場合も。

・契約は基本的に一年間。
途中で引っ越す場合には残りの期間の家賃を払うか、代わりに住む人を見つけ契約してもらう。

・Mount Royal辺りはザ・カナダっぽい雰囲気。その分人気で家賃も高い。
Atwaterはモールが集まっているので買い物が一通り可能。
ただ、暖かくなって変な輩も多い事が判明。でもモントリオールの冬は平和。
外で馬鹿やっていると凍死するから。

MPC近くのダウンタウンエリアは高いけれどそれなりに綺麗。
極寒の冬を考えると職場が近いにこした事はない。
コンプは残業しかないので、次の引越しはとにかく会社に近いここら辺?


■ネット■
悪名高いBellではなくvideotronを選びました。

約55caドルで月300GB。使い放題にするにはプラス15ドル~。
平均速度はdownload 10Mbps, upload 8Mbpsって言われたけど、実際計測してみたらDL 3Mbps、UL 1Mbs。
ゴミかよ……文通した方が早いわ。
日本の光回線など夢のまた夢。

開放wifiは至る場所で飛んでいるので、モールやカフェでは問題なく使える。


■メトロ■
券売機が各駅に一つだけという狂気の沙汰。
(やる気の無い)係員も一人だけ。

定期も一ヶ月毎に更新しなければいけない面倒くささ。
定期は開始日基準ではなく暦基準なので要注意。あくまでその月の1日スタート。
更新日から2,3日は券売機が長蛇の列で遅刻必至。

ホームからの爆風でチャージ中のカードが動くことが多々有り、そのせいでチャージミスになる。
その場で直す事は出来ず、指定された駅までいって払い戻すなどをしてもらう必要有り。
全く洗練されていないデジタル券売機。というかデジタルを騙るただの張りぼて。

メトロの表記は全てフランス語、車内アナウンスもフランス語。
いちいち鼻につくぜ、フランス語。

ホームはアホみたいに暑く、嘘のように臭い。
タートルズがいそう。

日本よ、これがメトロだ。



■美女の街、モントリオール■
これらのインフラ機能不全全てを帳消しにするほどの美人が街中に溢れています。
まるで動くファッション雑誌を眺めているようで、本当に美人が多い。

しかし、全く関わりが無いのでやはりインフラ機能不全に腹が立って一日が終わる。
あぁ無情。

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